医院紹介
崎川医院は昭和42年7月5日にこの伏見の地に開院しました。当時はまだ周囲に家もなく前面を砂利道、三方を田畑に囲まれ水田になる6月は蛙の大合唱が聞こえるのどかな地でした。開院,当所は入院ベッド10床をかかえ扁桃腺、副鼻腔炎(蓄膿症)、中耳炎の手術を積極的に行っておりました。時代の流れにしたがって、患者さんのニーズによって病院、診療所の役割分担という考え方が生じ、診療所の役割が、一般の外来診療に加えて、精密検査や手術、入院治療が必要な患者さんかどうかのの判別をし、これらが必要な患者さんには大きな病院でのさらなる検査や加療を勧めるという医療機関、病院は精密検査や入院、手術を受け持つ医療機関といった認識から、昭和54年からは入院設備を排除し外来診療のみとなりました。平成元年からは清水町で初の医薬分業化に取り組み現在のキミサワ薬局が隣接地に開局しました。つづいて21世紀に向けた快適な高度な医療をめざし、築33年を迎え老朽化のめだつ旧医院を、平成11年5月から解体し同年11月から現在の新医院での診療がスタートしました。平成12年5月に手術用顕微鏡を配備し、内容の濃い処置を実現し、また平成13年4月に補聴器の適合検査器機を備え、患者さん1人1人に適合した補聴器のセッティングが可能となり、4月より補聴器の認可施設となりました。平成15年からカルテファイリングシステムを始め、さらに平成18年から電子カルテの導入を行い、電話予約システムを取り入れて患者さんの待ち時間の解消と同時に一人一人に丁寧な対応を心がけて診療にあたっております。今後も、患者さんにとって必要な診療器機の配備など、より高度な診療が可能となるように努力していく予定です。